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「CDO評価の標準モデルと価格付け」
― ファクター・ガウシアンコピュラモデルの背景、
損失額分布の具体的な計算方法、CDO評価への適用とその限界及び改良
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講師:室町 幸雄 氏
(首都大学東京 都市教養学部経営学系 教授 博士(経済学) 理学博士)
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91年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)、富士総合研究所入社(研究開発部)。94年ニッセイ基礎研究所入社(金融研究部門)。08年4月から現職。05年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了(博士(経済学))。主に金融リスク管理、クレジット・デリバティブや証券化商品の評価に従事。日本ファイナンス学会、日本オペレーションズ・リサーチ学会、日本応用数理学会(論文誌編集委員)、日本保険・年金リスク学会会員。著書に『金融リスクの計量化(下)クレジット・リスク』(共著、金融財政事情研究会、98年)、『金融モデルにおける推定と最適化』(共著、朝倉書店、00年)、『信用リスク計測とCDOの価格付け』(朝倉書店、07年)。Journal
of Risk、Review of Derivatives Research、Journal of Derivatives、Insurance,
Mathematics and Economics、証券アナリストジャーナル、オペレーションズ・リサーチ、アクチュアリー会会報などに論文掲載。
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| 日時:2008年4月8日(火) 13:30〜16:30 |
| 会場:メルパルク東京 3F 薔薇 (東京都港区芝公園2-5-20) |
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| セミナー内容 |
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最近はサブプライム問題の文脈の中で語られることが多いCDO(債務担保証券)であるが、その価格評価やリスク管理を定量的に行うには裏付資産である債権ポートフォリオのリスク分析(主に信用リスクの分析)が重要である。しかし、一般に信用リスクの相関関係・依存関係の分析は非常に難しい。
これに対して現在のCDO市場では、ある非常に簡略化された数理モデルが実質的な業界標準として使用されており、それが市場参加者に共通認識を提供し、ある種の安心感を与えてきた。実際のところ、そのモデルは現時点においてCDO評価の最先端を行くモデルではない。しかし、市場ではモデルのパラメータの一つである「コリレーション」が共通用語として日常的に使われており、このモデルは言わばCDOにおけるブラック・ショールズのオプション価格式の役割を果たしている。
本講演では,現時点におけるCDO評価の標準モデルである1ファクター・ガウシアンコピュラモデルの起源、数理的背景、モデルの詳細と意味、具体的な計算方法などについて説明する。さらに、CDO評価への適用とその限界について解説するとともに、時間が許せば応用モデルについても言及する。数式を用いた解説を行う一方で、直観的な説明も試みる。
1.はじめに
2.CreditMetricsTM〜標準的な信用リスク計測モデル
(1)CreditMetricsTMの概要
(2)CM2S(CreditMetrics 2 State)という単純化
3.ファクター・ガウシアンコピュラモデル
(1)コピュラ,ガウシアンコピュラ,条件付独立
(2)デフォルト時刻の同時分布
4.損失額分布の具体的な計算方法
(1)モンテカルロ法
(2)フーリエ変換法
(3)反復法,特にバケツ法について
5.CDOの商品特性の概要と価格評価
(1)商品特性と価格評価式
(2)インプライド・コリレーションとコリレーション・スマイル
6.インプライド・コピュラモデル
7.質疑応答/ディスカッション
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| 受講料 |
| 33,500円(税込) |
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